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俳優チャ・ウミンが『スタディーグループ』のラストを強烈に飾った。

TVINGオリジナル『スタディーグループ』が有終の美を飾るなか、最後まで圧倒的な存在感を放ったチャ・ウミンが視聴者の視線を釘付けにした。劇中で彼は、ユソン工業高校を支配する絶対的支配者にして悪の頂点、ピ・ハヌルに扮し、登場する度に手に汗握る活躍をみせた。

これは20日に韓国で公開された『スタディーグループ』９～10話でも続いた。邪悪な暴走は止まることなく、ダークヴィランとして物語を牽引。特に、ベールに包まれていたピ・ハヌル（チャ・ウミン）の背景が少しずつ明かされていくにつれ、ストーリーの面白さも最高潮に達した。

「人は皆、自分の利益のために動く生き物」という考えを持つピ・ハヌルの信念は、大きな波紋を呼んだ。過去に教師のオ・ジョンファ（キム・ジョンヨン）の影響で指導委員会が開かれる危機に直面すると、彼はオ・ジョンファを殺害するという極悪非道な一面を見せ、皆を驚愕させた。ヨンベク派のボスである父に見捨てられることなく、自らの価値を証明することが、手にした利益を守る唯一の方法だと考えていたのだろう。

このようなピ・ハヌルにとって、学校を変え、再び自分を指導委員会にかけようとするイ・ハンギョン（ハン・ジウン）とスタディーグループのメンバーたちは目障りな存在だったのだ。そこで彼は、スタディーグループを暴力集団に仕立て上げる計略を仕掛けるだけでなく、イ・ハンギョンを窮地に追い詰める残酷さで、物語に緊迫感をもたらした。

以降、指導委員会を阻止するためのピ・ハヌルのラストダンスが繰り広げられた。特に彼がユン・ガミン（ファン・ミニョン）との迫力満点の激闘は、物語を最高潮へと押し上げた。お互いに休むことなく繰り広げられる拳の打ち合いは、視聴者を釘付けにし、さらにユン・ガミンの隙を逃さず捉えるピ・ハヌルの緻密さが、熱戦の結末への期待感を高めた。

チャ・ウミンは、ピ・ハヌルというキャラクターを翼に、『スタディーグループ』で大きく羽ばたいた。彼は卓越した演技力を発揮し、生き生きとした眼差しと表情が印象的な熱演を披露した。その演技はキャラクターの特徴や背景に説得力を与え、より作品の没入感を高める原動力となった。

また、第10話のハイライトを飾ったファン・ミニョンとの対決も見逃せない。特別な武器は使わず、ただ手と脚だけで繰り広げられるアクションは視聴者の興奮を爆発させた。スピード感あふれるパンチはスリリングな爽快感を生み出し、相手に向かって鋭く繰り出されるキックは、画面から目が離せなくなるほどの圧巻であった。

このように、チャ・ウミンは冷徹に見える外見の裏に、激しく渦巻く内面を持つキャラクターを隙なく表現した。演技もアクションも、全てを完璧に消化した。彼は、自ら“成長型俳優の手本”であることを証明し、いつの間にか次回作が期待される俳優へと成長した。

チャ・ウミンは、『スタディーグループ』につづいて、Netflix韓国TOP10を死守している『恋するムービー』と、今夜（21日）初放送を控えるSBS『埋もれた心』に相次いで出演しており、注目の俳優としての地位をさらに固めている。様々な作品で、新たな一面を見せるチャ・ウミンに、これまで以上に注目が集まっている。

また、本日2月21日(金)18時よりABEMAにて『スタディーグループ』の国内独占・無料配信がスタート。
毎週金曜日18時より、2話ずつ同時無料配信される予定だ。

ABEMA配信サイトはこちら
https://abema.tv/video/title/504-63

写真：TVING
出処：'스터디그룹' 차우민, 다크빌럼 얼굴을 각인했다 | 스포츠경향 안병길 기자 (2025.02.21)
https://m.entertain.naver.com/article/144/0001020486